日曜日の喫茶ドミンゴ

ブラジル音楽を中心に映画、旅行など日々の雑記を徒然なるままに綴ってゆこうと思います。

ブログタイトル「日曜日の喫茶ドミンゴ」の由来

物を書くという行為は、悪文であれ消化する感覚に似ている。とはリャウリャウがブログをはじめて感じた事である。

開設をして直ぐに3回も書くなんて、よっぽどの糞詰まりだったのだろう…

 

さて、今回はブログタイトル「日曜日の喫茶ドミンゴ」の由来について記そうと思う。

 

まず「ドミンゴ」はcaetano velosoとgal costaの1967年作「domingo」から拝借した。

f:id:domingo_domingo:20190503013221j:image※1982年再発盤

このアルバムはリャウリャウとコロ坊の一番のお気に入りアルバムである。

必要最低限の音数は、これ以上でも以下でも無い緊張感を生み、カエターノとガルの歌声は微熱に浮かされたような陶酔を覚える。

明日からの事を考えると憂鬱なのに、まだ休日として心地の良い「ドミンゴ=日曜日」というタイトルにふさわしいアルバムである。

 

このレコードに針を落とすと、何気ない見慣れた部屋が急にフランスかどこかのモノクロ映画のような鋭いカットにガラッと変わる。

内弁慶のリャウリャウとコロコロしたコロ坊は不相応にも自分達をカエターノとガルに重ね合わせ、「domingo」のような恍惚とした空間を作りたいという気持ちを、ふつふつと募らせていた。

 

レコード屋を冷やかした後に骨休めする、昔ながらの純喫茶で、煙草を吸いながら頼んだコーヒーを飲んでいると、ふっとドミンゴが頭の中に流れて来る事ある。

この空間を「喫茶ドミンゴ」と名付け、壁一面に大好きなレコードを沢山飾ってdomingoを流したいと思うのである。

 

……。

こんな取り留めのない雑感が「日曜日の喫茶ドミンゴ」に由来しているのであった。

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